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第3編 株式移転の税務実務

第2 株式移転に係る法人税の取扱い
3 完全親会社の取扱い

(1) 株式等の取得価額
(イ) 非適格の場合
完全親会社が非適格株式移転により取得をした完全子会社の株式の取得価額は、株式移転時の時価となります。
(ロ) 適格の場合
完全親会社が適格株式移転により取得をした完全子会社株式の取得価額は、株式移転直前の完全子会社の株主数により異なります。株主数が50人未満の場合には、その株主が有していた完全子会社株式の直前の帳簿価額相当額、株主数が50人以上の場合には完全子会社の簿価純資産価額相当額となります。
この時価評価が行われた場合におけるその資産の帳簿価格は、益金算入額を加算し、又は損金算入額を減算した金額とします。
(2) 資本金等の額
株式移転により完全親会社において移転を受けた資本金等の額は、株式移転により取得した完全子会社の株式の取得価額から、その株式移転による増加資本金額等(次に掲げる金額の合計額)を減算した金額とします。
(イ) 適格株式移転により消滅した完全子会社の新株予約権に代えて完全親会社の新株予約権を交付した場合の、その完全子会社の消滅直前の新株予約権の帳簿価額相当額
(ロ) 非適格株式移転により消滅した完全子会社の新株予約権に代えて完全親会社の新株予約権を交付した場合のその新株予約権の時価相当額